ワタシは掃除が嫌いである。苦手な家事ナンバー1だ。
料理か掃除かと聞かれれば間違いなく料理をとるし、100人主婦がいたら100人ともそうだと思い込んでいたが、以外に掃除のほうがナンボも好きだ!という人がいてびっくりした。
掃除ほどめんどくさく、そして何も生み出さない作業はない。ただこなすだけだし創作性もなにもない。掃除機をかける前に散らかった部屋を片付けるのが嫌いだ。家具のホコリを取るのも疲れる。大掃除のときのように窓拭きやらフィルター掃除などのオプションがつくと、半分泣きたくなる。だからワタシは12月も大嫌いだ。
そんな訳なので、さぞかし家は散らかっているんだろうな〜と思われそうだが、実はそうでもない。けっこう綺麗。
だって、ワタシは掃除より何より、床や家具にホコリが詰まっていたり髪の毛が落ちていたりするのを見るのがダイッキライなのだ!
それに家に帰ってきて、家が散らかっていると疲れが3倍になる。
だからいやいやながらも週に2回は掃除機をかけ、床拭きクイックルをかける。
それ以外の日も、クイックルワイパーでほこりや髪の毛を取る。本当にご苦労なことだ。
ちなみにダンナは料理と掃除どっちが好きと聞かれれば掃除と答えるタイプだ。
掃除は嫌いじゃない。だったら掃除を担当してくれと言いたいが、彼は散らかっていても気にならないタイプ。彼がヤル気になるまでとってもほっておけないので、結局ワタシがやることになるのだ。まったく役にたたない。
それにしても!掃除するそばから髪の毛が落ちている。床に落ちている髪の毛を見ると本当に舌打ちしたくなるほどやるせない衝動にかられる。
最近うちのチビたんがやたらワタシの髪の毛をひっぱるため、やたら髪が抜ける。
ダンナも年齢のためか抜け毛がすごい。ちっと舌打ちしながら髪の毛を拾うワタシの姿はどこから見ても意地悪なお姑さんだ。
そもそも髪の毛ってなんなんだ。みんな丸坊主にしてしまえばこんな苦労もなくなるのに。そうしたらハゲだって気にならないし、カラーリングする必要もない。白髪も黒髪もどうでもよい。縮毛矯正もいらない。ああなんて楽な世界。でもそうなるとヘア業界は大打撃だ。ヘア業界がなくなると経済も破綻するのだろうか・・・
なんてくだらないことを考えるワタシ。いらいらしつつも丸坊主にする勇気もない。この企画に賛同してるのは髪の毛の生えてないチビたんだけだ。
しかたなくせっせと掃除機をかける。掃除機も音が派手なだけでちゃんと役目をはたしてるのだろうか。髪の毛をただ吹き飛ばしているだけなんじゃないか。
掃除機にまで容疑が及ぶ。この際いっそのこと憧れの掃除機「ダイソン」のスーパーサイクロンを買ってしまおうか。ものすごい吸引力らしい。そんなものまで、というものまでみるみる取れるのだそうだ。でもちょっとお高いのよねえ。
家電好きのダンナに相談すれば即効買いに走りそうだ。
よく考えて結論をださねばならぬ