そう、お父さんは頑張ったのである。
構想1年、着工3ヶ月。そして昨日やっと完成したのである。
えっ何が?・・・私事で申し訳ないのですが、我が家の裏庭ざます。

冬には霜柱が立ち、春には雑草ボーボーだった庭。今年の春からやっとボチボチ木やら花やら植え始めた。当然水をやらねばならないが、土の庭は水がはねると服も靴も汚れる。これがワタシにとってはたいそうなストレスだった。芝でも石でもよい、地面を覆い隠して土など見えないようにして欲しい、そうダンナにずっと頼んでいた。

休みは土日しかないし、平日は深夜帰宅で正直いってヘトヘトのだんなさん。できれば休日の力仕事は避けたいに違いない。永久にダラダラグヘグヘ過ごせたらどれほど幸せか・・・わかっているものの、毎日横目で荒れ放題の庭を見て過ごすワタシはやり切れない。いっそ自分でやりたいが、チビたんがいるのに置いて外に出るわけにも行かず・・・ココロを鬼にしてダンナさんのケツを叩き、叱咤激励したのだった。

毎週、毎週鬼嫁に庭仕事を促され、たまに険悪なムードになったこともあった。しかしイラストを書いて説明したり、インターネットを見せたりと一生懸命働きかけた思いが通じ、ダンナさんもやる気モード。毎週のように休日は茨城のジョイフルH田へ石やら砂利やら買いにいき、庭仕事に励んだ。そして昨日、やっと庭仕事協奏曲はエンディングを迎えたのである。

庭1庭2


花壇意外にはまったく土が見えない。もうこれで土ハネストレスから解消される。なんだかいろいろ敷き詰めたおかげでまっ茶っ茶の庭になってしまったが、これから花とか植えてカラフルにするさ。素人にしては上出来、上出来♪ブラボーよ。

ダンナさん、お疲れ様!丁度昨日は土用の丑の日。ダンナさんの好物うなぎで打ち上げよ。
そういえば今年はうなぎが高い。うなぎが半分で作れる“ひつまぶし”にしようと提案したのだが、うな丼が食べたいという。しかしワタシは熱いダシをかけたひつまぶしが食べたいのじゃ。

「じゃあさ、うな丼のおかずにひつまぶしにすれば?」とダンナ。
はあ?それオカシクねえか??
でも、疲れた体にムチ打って力仕事してくれたんだもの、食べたいものくらい食べさせたあげないとね・・・

ということでダンナの提案を採用し、夕ご飯はうな丼とひつまぶしのハーフ&ハーフ。うなぎもがっつり2枚買いました。(一人1枚ずつだからフツウか・・・)
昆布とカツオで出しをとって、ひつまぶしにかけて食べる。薬味の三つ葉は庭に植えたヤツだ。うん、うんワサビが効いててけっこうイケる。お茶漬け風だ。

ダンナさんはうな丼もけっこう美味しそうに食べていたけど・・
実は、ワタシうなぎってそんなに好きじゃない。食べるまではすごーく食べたいと思うんだけど、ひとたび口にすると、もう当分食べなくていいやって気持ちになるの。
量も半分で十分・・・きっと同じ思いを抱えているヒトがこの世にいると思うのだが。

丑の日