先日、産婦人科の母親学級に参加した。
今回で3回目になるが、ワタシは1回目も2回目も出席していないので今回が初めて。
会場は、いつもチビたんを遊ばせている病院のキッズルーム。ざっと見ても30人くらいの妊婦さんがいる。

お産の流れをビデオで鑑賞し、お産の説明、そして計画出産についての説明が今回のカリキュラム。ビデオはチビたんを出産した病院で見たものと全く同じだった。

ヒメタを出産する予定の産院は、計画出産が主流だ。ワタシはそれを「病院の都合によるもの」と思っていた。病室は限りがあるし、市内でお産できる病院はここだけ。なるべく効率良く入退院させたほうがいいに決まってる。

でも・・・
婦長さんの話を聞いてると、あながちそうばかりではない、という事がわかった。

胎盤の状態を見ながら、出産の時期を決めるという計画出産。出産は、母親だけでなく胎児にとっても負担がかかる。胎盤の状態が良いということは、出産の負担に胎児が耐えうる、ということらしく、それがちょうど38週くらいなのだそうだ。胎児にとっても母体にとってもベストな時期を選んで産ませるのが目的なんだそう。

また、日曜、祭日は小児科の受け入れ先がないため、万が一のことを考えて、その日は計画出産を入れないと言う。でも逆を言えば、自然分娩だと日曜日の出産もありえるわけで・・・(現にチビたんは日曜日に生まれたし)

いつものワタシだったら「万が一なんて、自分に限ってない」と思うんだけど・・・
チビたんの1時間後に生まれた赤ちゃんは、へその緒が首に巻きついていた。そのときすぐ「小児科のセンセイを呼んで!」と産科のセンセイが対応していたのを覚えている。チビたんを産んだのは大きな総合病院だったので小児科もあった。でもそれが「搬送」という形になると・・・

何があるか蓋を開けてみないとわからないのがお産です、と前の病院でも言われたっけ。やっぱりそうなると万全の体制で産みたい。安心できるもんね。

計画出産の場合、バルーンを入れ、それが抜けたら促進剤を点滴で入れて陣痛を起こすという。そのバルーンとやらが、まったく想像できなくて怖かったのだが、現物を見せてもらうと「あ、そんな感じなのね」と妙に納得できてしまった。次に怖かった促進剤も、陣痛が5分間隔からスタートすると聞き、「いきなり末期の陣痛じゃないんだ」と安心したりして・・・

まあ、そんなこんなで説明を聞いたら、計画出産もそんな悪くないかも、と思えるようになってきた。まだ自然分娩が希望だけど、お医者さんと相談しながら決めようと思いはじめてます。

しかし、自然も計画も選ぶ以前にクリアしなくてはならない問題がありまして・・・
そう、逆子。
赤ちゃんの位置によっては、帝王切開。しかも経産婦は破水しやすいので、37週で手術になるとのこと。今33週なので、あとひと月じゃん!早く逆子がもとに戻らないことには、自然も計画もナイ・・・。
明日は2週間に1度の定期健診の日。明日にはヒメタは正常な位置に戻ってるだろう、と勝手に思ってるんだけど・・・。どうか頭が下にありますように!