子供2人を連れて外出するときに必需品のオンブ紐。
動きたい盛りのジンの相手は、両手がふさがっていてはできない
レイをオンブ紐でワタシの背中にくくりつけ、ジンと手をつないで歩いたり、チャリに乗ったりするのだ。

うちの母がプレゼントしてくれたオンブ紐。ジンのときから使っているスーパー重宝アイテムだが、何しろ昭和の香りがプンプンする。胸のところでバッテン!おっぱいが強調されて、いかにも『おっかさん』的風貌になるのだ。

冬の間はママコートで隠せたけど、暖かくなった今、さすがに『バッテンおっかさんスタイル』で外に出るのはどうも・・・

ということで、ひと月ほど前に、リュックタイプのオンブ紐をオークションで安く落札した。ELLEの製品で新品同様。これなら胸元でバッテンにならず、前から見るとリュックをしょってるみたいでなかなか可愛らしい。

が・・・・

このオンブ紐、すごーいツライの肩がこる。重い。ダルい。
バッテンに慣れてしまったワタシには、痛くてたまらない。リュックタイプは荷重のかかり方が違うらしい。1時間くらいなら耐えられるけど、2〜3時間の長丁場になると、相当キツイ

結局『ありえない』と思っていた昭和のバッテンオンブ紐で外出してマス。

ジンがワタシの傍を離れずに歩いてくれればベビーカーが使えるのに・・・。
『抱っこ〜』ってならなければ、スリングでもいけるのに、とちょっぴりジンに八つ当たりしてるワタシ。

朝『今日は何を着ようかしら』とクローゼットの服を見ても

・・・・どうせバッテンだしな。

デパートで洋服を選んでいても

・・・・どうせバッテンだしな。

イマイチ、おしゃれのモチベーションがあがらないんだよなあ

あ〜あ、ちまたで『バッテン』が流行らないかなあ。
そろそろ神田うのさんに、赤ちゃんできてもいいんじゃない?
ファッションリーダーの彼女が、バッテンオンブ紐を推薦してくれれば、株がぐぐっと上がるのでは・・

『昔ながらのオンブ紐が素敵
『うの流にピンクでバラのコサージュをつけました。生地はラメ入り

その辺に、なぜだか富永愛とかも参戦してきてさ
『ワタシのオンブ紐はオーダーメイド。スワロフスキーをちりばめてます。

中川翔子あたりも
『バッテン、ギザカワユす、赤ちゃんのいないワタシでも、ママ気分を味わいたいから、赤ちゃんフィギアしょっちゃいました〜

〜バストをキレイに見せます〜
〜胸元のリボンがおしゃれ〜

バッテンファッション大流行。専門店もできちゃったりして。

・・・・そんなわけ、ないか

そんな昭和オンブ紐だが、うちらの母親世代とかお年寄りにはやたら人気がある。
『やっぱりオンブがいいわよねえ』
『子供が安心するのよ。最近のお母さんはオンブしないのに、エライわねえ』

ホントはしたくないんですけど

早くオンブ紐、卒業したい