お腹を壊し、グッタリしていたレイですが・・・。

昨日の朝、おかゆを食べさせていたら、突然マーライオンのようにスプラッシュ


「うわっ
初嘔吐に大パニック

その日は運悪く、ジンの初めてのお弁当の日。これからお弁当も作らなきゃならんのに、どうしよう、どうしよう・・・

できる限りキレイに汚物処理し、ワアワア泣くレイをおぶいながら、手を丹念に洗い、アルコールスプレーがないので、日本酒で手をこすり、大急ぎでお弁当を作った。「感染ったらどうしよう・・・」とか思いながら。

弁当


午後に母が来てくれることになったので、ジンを急いで幼稚園バスに送り出し、そのまま病院へ。水分も食事も少しずつ取るようにとの指導で診察は終わった。

ぐったりとして、長く長く眠るレイ。目が覚めたらすこしは機嫌が直るかと思いきや、全く水分も取らず、大好きなご飯も食べようとせず、じっとして動かない。

「これじゃあ脱水症状になっちゃう・・・」どんどん不安が大きくなった。水も飲めないんじゃ、とにかく点滴をしてもらわなければ。
市内で一番大きなY病院に電話すると、すぐ診てくれるとのこと。運転中、不安で振るえがきたが「大丈夫、大丈夫」と唱えながら、急いで病院に向かった

病院の明かりの下で見るレイは、やつれた感じで顔色も悪く、声も出さない「こんなにグッタリしてて大丈夫なんだろうか・・・」

Y病院ではすぐに診てもらえ「点滴しましょう」と言われたときにはほっとして涙が・・・。しかし点滴の管を指すことが、小さな子供だとこんなに大変だとは

レイは「こんなチカラが残っていたのか」と思うくらいの大乱闘、大絶叫安心させるために、レイの好きなげんこつ山のたぬきさんやごんべさんの赤ちゃん、しまいには島忠ホームズのCMソングまで歌った(看護士さんいっぱいいたのに恥ずかしい

点滴中、A先生が細かく優しく状態を説明してくれ、ホントに安心することができた。
ウイルス性の胃腸炎で、子供が感染しやすいこと。お腹が痛かったり、気持ち悪かったりで、子供にとってはかなりツライ病気ということ。でも血液の数値は悪くないので、入院しなくても平気ということ・・・

看護士さんもみんなとても温かかったので「子供がこんな状態になるの初めてで・・どうなるかと思いました・・・」と、つい涙と本音が出てしまった。

すると看護士さんは「子供はね、こんな風にたくさん病気して、免疫をつけてどんどん大きくなっていくのよ、大丈夫よ」と励ましてくれた。

いつもだったら、そうだな〜と思うこの言葉が、ことさら今回は身に染みた。ワタシも(なぜか母も)忘れてしまってるだけで、実はワタシもこういうしんどさを繰り返し体験して、今のように丈夫になったのかもしれない。だからレイにとっても必要なツラさなのかもしれない・・・そう思うと「つらい」より「頑張れ」という気持ちに変わってきた。

点滴を終えたレイは元気になるかと思いきや、キモチワルイのかギャアギャアないてすこぶる機嫌悪し。でも泣ける元気が出たということだ。本当に良かった。

そして今朝も朝一番で点滴を受けてきた。相変わらず機嫌が悪いので、おそるおそるお粥を昼ごはんにあげてみると、2回もおかわりし、納得したらまた寝てしまった。

回復まで時間がかかりそう・・・
早く元気で可愛い笑顔を見せて欲しいよ〜

写真は昨晩のレイくん。二日続けて点滴を受けることになっていたので、管をはずさずに帰宅。手がチャーシューみたいだ。



レイ