木村拓也コーチがお亡くなりになってから、7万もかかる脳ドッグに受診者が殺到している・・・とニュースでいってた。

こういう人たちの気持ち、わかる気がする

人の命には必ず終わりがある。わかっているんだけど、それが実は身近なのかもしれない・・・と感じると、急に恐怖に襲われる。

ワタシも脳疾患ではサラブレッドな家系だから、木村コーチの件は複雑な思いだった。

いろいろ考えてると、不安になってきて、めまいがしたりお腹が痛くなってくる。ああ、少し落ち着かなきゃと思って、ソファーに横になっていると・・・

レイが馬乗りにワタシをまたぐ
ジンがひっきりなしに話しかけてくる

前はこういう時
「まったく、少しも休んでられやしない」と思っていたけど、
いろんなことがあって、そんな風には思えなくなった。

子ども達はこうやって、ワタシの不安や恐怖に寄り添ってくれるのだ。
「頑張れ」でもなく「大丈夫」でもなく、そっと。ワタシの心の底にある闇を一番わかってくれるのは他ならないこの子たちだ。

守られてるなあ・・と思う。

この子たちはワタシが守っていかなければ、と思っていた。
だけど本当はそうじゃなくて、ワタシが見守られている。この子たちに。

・・・ワタシは一人じゃない。

不安な気持ちが少しずつ和らいでくる。

「ありがとう、お母さん元気になったよ。もう大丈夫

そうして、いつもどおりのワタシに戻る。